雷対策を失敗しないための注意点を紹介しています。

落雷防止では避雷針に関する誤解に要注意

落雷防止では避雷針に関する誤解に要注意 大規模なマンション等の建物では、避雷針が設置されていることが多いようです。
避雷針があると安心というイメージが強いのですが、その原理について誤解されていることもあります。
よくあるのが、近くで雷が鳴っているが、その建物には避雷針があるのでそばで落雷があっても安心だろうというものです。
簡単に言うと、落雷を防ぐ装置として認識されているのですが、原理はむしろ逆です。
雷を誘導して落とすして建物内の導線を伝わらせて、地中に放電することを目的としています。
ですから、実際には建物に直接落ちた時とは違って破壊されるようなことはありませんが、決して避けるための装置ではありません。
安全性を高めるという点に間違いはありませんが、効果についてはは雷を誘導するものですので、避けるために設置されているわけではないことを覚えておきましょう。
万が一雷が鳴りだしても、避雷針があれば破壊されるようなダメージを受けることはありません。

落雷と距離と安全な場所との関係について解説

落雷と距離と安全な場所との関係について解説 落雷はめったに人には当たらないものの、徐々に近づいてくると身構えるものです。
このためどの場所に落雷が近づいているかその目安が分かれば、非難するなどの目安になります。
結論から言うと、ピカッと光ってから3秒以内に音が聞こえる場合は非難すると良いです。
落雷地点までの距離は、340メートル×秒(光ってから聞こえるまでの時間)で計算できます。
つまり雷が光ったら、1・2・3と数えてみて音が鳴ったら度落雷の場所で落ちたかが測定できます。
3秒とはだいたい1キロメートルくらいで、それより短いと1キロ以内に雷が落ちたと推測できるからです。
3秒くらいであれば数えられるということと1キロ圏内という分かりやすさで子の目安にしていますが、もちろん10秒で3.4キロという目安でも良いです。
ちなみに音が鳴るのは、絶縁体である空気に電気が無理やり流れるため空気の温度を急激に上げることで振動が起こり音となって伝わるためです。